お風呂のリフォームを最短で終わらせるためには、工期が延びてしまう要因をあらかじめ理解し、適切な対策を講じることが不可欠です。多くの人が「お風呂を交換するだけならすぐ終わるはず」と考えがちですが、実際には現場を開けてみるまで分からないリスクが潜んでいます。まず、最も工期に影響を与えるのが「浴室下の腐食」です。特にタイル貼りの在来浴室を解体した際、長年の水漏れで土台の木材や柱が腐っていることが判明するケースは少なくありません。この場合、木材の交換や補強工事が追加で発生し、工期が二日から三日延長されることがあります。これを防ぐためには、事前に可能な範囲で床下の点検を依頼しておくか、築年数が古い場合はあらかじめ予備日を含めたスケジュールを組んでおくことが賢明です。次に工期を左右するのが、季節と天候です。冬場の寒い時期や湿度の高い梅雨時は、土台のコンクリートや壁の補修に使用するモルタルの乾燥が遅れるため、夏場よりも工期が一日程度長引くことがあります。また、リフォーム内容によっても日数は変わります。例えば、浴室の窓を新しく作り直したり、浴室暖房乾燥機を設置するために専用の電気工事が必要になったりする場合は、それだけ作業工程が増えるため、工期は延びる傾向にあります。アドバイスとしては、リフォーム業者を選ぶ際に「自社施工」を行っている会社を選ぶことをお勧めします。下請けの職人を手配する会社の場合、各工程の間で待ち時間が発生しやすく、工期が無駄に伸びてしまうことがあるからです。一方で自社の職人がチームで動く会社であれば、解体から組み立て、内装仕上げまでがスムーズに連携され、結果として浴室が使えない期間を最小限に抑えることが可能になります。最短で三日から四日、念のための予備を含めて一週間程度のスケジュールを確保できれば、精神的にも余裕を持ってリフォームを進められるでしょう。工期を短縮したい場合は、既存の配管位置を大きく動かさないプランを選ぶことが有効です。まずは自宅の現状をプロに見てもらい、具体的な日数を把握することから始めましょう。
お風呂リフォームの日数を左右する意外な要因とアドバイス